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Mahiru Live 2006 東京・高いとこツアー(その1)

更新日:2019年3月10日

■井の頭公園・柵の上(2006.5.24)



颯爽とステージ(池の柵)に上がる

2005年3月から延び延びになっていた「東京・高いとこツアー」が、ようやく再開されることになった。 熱心なファン(鴨とか、猫とか)にとっては嬉しい、もしくは、「何故に今更?」といった情報ではないだろうか。

今回はツアー初日ということで、まひるさんも少々緊張してるらしい。

ここしばらく「平地」練習ばかりだったので、あの不安定な足場をどう克服するかが、

今回のツアーの見どころになると思われる。歌の出来不出来なんて二の次だ。 リハーサルと称して2、3曲ベンチで歌いながら人通りが少なくなるのを見計らう意気地なし、まひるさん。だが、いつまでたっても人が途絶える気配がないので、意を決して、仕方なく、颯爽とステージ(池の柵)に上がる。



曲が始まりギターが、かき鳴らされた瞬間…


早くもスタンディングオベーション(鳥たちが飛び立つ)が!

1曲目「トーテムポール」のギターとカズー(相変わらずハーモニカは吹けないらしい)で、ガッチリと鳥類のハートを鷲掴みしたかと思えば、続く2曲目「東京ひとりぼっち」では、田舎から出てきた孤独な青年の心を吐露マグロ。通行人に向かって、背中越しに、切なくも滑稽に歌い上げる。 キャッチーなメロディーとシュゥールな歌詞、ちっとも上手くならないギターに、その場に居合わせた鳥類、魚類、爬虫類、昆虫類たち(哺乳類を除く)は、まひるさんの完全復活を確信したのであった。



ちなみに、その日の演奏曲目は以下の通り

1、トーテムポール 2、東京ひとりぼっち 3、光とかげ 4、3 5、風まつり(歌詞、ど忘れバージョン) 6、song for baby 7、ゆりかごに花束を 8、僕はクラゲ人間(自分でアンコール)

“次のライブが待ち遠しい限りだ”

どれも、初期 まひるさんの代表曲ともいえる名曲ぞろいで、聴いていて飽きのこない選曲だった。

ただ、新曲は披露されず(リハでちょろっと歌ってやめた)1年間も復活を待ち望んでいたファンにとっては、少し物足りなさが残ったのも、また事実ではないだろうか。今後、どんな場所でツアーが行われるのか? 新曲は、いつ発表されるのか?っていうかライブやる前に、ちゃんと告知しろよ!! などなど、ツッコミどころ満載の「東京・高いとこツアー2006」。次のライブが待ち遠しい限りだ。

(ウリハン:Uriham)

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